こんにちは！

 

通常の縮毛矯正との違い

縮毛矯正と髪質改善ストレート、どちらも髪のクセを伸ばすための技術ですが、その“仕上がりの質”や“ダメージの加減”、“施術の考え方”に明確な違いがあります。

 

縮毛矯正の特徴

縮毛矯正は、アルカリ性の薬剤と高温のアイロンを使用して、髪の内部構造を一度切断し、真っすぐに再構築する施術です。

 

クセの強さに関係なくしっかりと伸ばすことができるため、「強いクセをしっかり伸ばしたい」という方には向いています。

 

ただし、その分髪への負担は大きく、以下のような特徴があります。

・熱と薬剤によるダメージが大きい

・髪がピンと張ったような「シャキーン」とした不自然なストレートになることがある

・繰り返すことで髪が硬くなりやすく、パサつきやすい

・根元だけが伸びて、時間が経つと境目が気になる

 

髪質改善ストレートの特徴

一方、髪質改善ストレートは「クセを自然に整えながら、髪の内部から状態を整えていく」という考え方に基づいた技術です。

 

酸性領域の薬剤を使用することが多く、髪にとって刺激の少ないpHで施術を行います。その結果、髪へのダメージを最小限に抑えながら、しなやかで柔らかいストレートに仕上がります。

・髪の手触りが柔らかく、自然なツヤが出る

・風になびくようなナチュラルな質感

・髪の内部から潤いを感じられ、広がりやパサつきを軽減

・髪質そのものが整うことで、お手入れも楽に

 

例えるなら…

縮毛矯正は「クセを強制的に真っ直ぐにする」ストレート。

髪質改善ストレートは「髪に無理なく寄り添いながら整える」ストレートです。

イメージで言うと、

【縮毛矯正 】 制服のように“ピシッと決まった”印象

【髪質改善ストレート 】私服のように“自然で柔らかく、扱いやすい”印象

どちらが良い・悪いという話ではなく、髪質や理想の仕上がりに合わせて選ぶことが大切です。

「クセは気になるけど、真っ直ぐすぎるのはイヤ」

「年齢とともに髪が硬くなってきた」

そんな方には、髪質改善ストレートがぴったりです。

 

まずはお気軽にご相談ください。カウンセリングの中で、あなたの髪に合った方法をご提案させていただきます◎

 

 髪質改善ストレートのメリット・デメリット

【メリット】

1. 髪のダメージを最小限に抑えられる

酸性ストレートをはじめとする髪質改善の薬剤は、髪と同じ弱酸性領域で作用します。そのため、従来のアルカリ性の薬剤よりもダメージを受けにくく、施術後もツヤや潤いを保ちやすいです。

 

2. 自然な仕上がりで柔らかさが出る

「まっすぐ過ぎて不自然…」という縮毛矯正特有のストレートではなく、あくまで“ナチュラルにクセが伸びている”ような仕上がりが魅力です。触り心地もやわらかく、風になびくような質感になります。

 

3. 広がり・パサつきを抑えられる

髪内部の水分バランスが整い、湿気や乾燥で広がりやすい髪質も落ち着きます。朝のスタイリング時間がぐっと短縮される方も多いです。

 

4. 繰り返しても美髪を保てる

定期的に施術しても髪がバサバサになりにくいため、半年ごとのリタッチでも安心です。内部補修のケアも一緒に行うことで、髪質が回復していく実感を得られます。

 

【デメリット】

1. 強いクセは伸びにくい場合もある

髪質改善ストレートは、あくまで“優しくクセを整える”技術です。捻転毛や波状毛など、クセが非常に強い髪には縮毛矯正の方が効果的な場合があります。

 

2. 施術時間が長め

1回あたり3～4時間ほどかかります。忙しい方には少し長く感じるかもしれませんが、仕上がりを考えるとその価値は十分にあります。

 

3. ダメージ毛には施術できないケースも

すでにブリーチや強い薬剤でダメージを受けた髪には施術できないことも。状態によっては、まずはトリートメントによる髪の回復を優先します。

 

向いている人・向いていない人のチェックリスト

 

【髪質改善ストレートが向いている人】

・クセやうねりが気になるけど、不自然なストレートは避けたい

・髪の乾燥やパサつき、広がりに悩んでいる

・ダメージを抑えてきれいな髪にしたい

・自然なツヤ感・まとまりがほしい

・毎朝のスタイリングを時短したい

 

【向いていない人（または慎重に検討した方が良い人）】

 

・ブリーチや縮毛矯正を何度もしていて、髪の体力がない

・1回の施術で「完璧なストレート」を求める

・強くねじれたクセ毛（強い捻転毛）

・施術後に自宅でのケアを全くしない方

ただし、向いていない＝絶対にできないというわけではありません。

 

髪の状態を丁寧に見極め、必要に応じて「トリートメント→ストレート」の順で整えていくのがプロの仕事です。

 

施術の流れと所要時間

髪質改善ストレートは、以下のような工程で進行します。

 

1. カウンセリング

髪のクセ・ダメージレベル・履歴・理想のイメージなどを確認します。場合によっては当日の施術を見送ることも。

 

2. シャンプー

薬剤の浸透を妨げるスタイリング剤や汚れをしっかりオフ。

 

3. 1液塗布

クセをやわらかくし、髪内部の結合を一時的に緩めます。

 

4. 流し→前処理剤塗布

この工程が仕上がりに大きく影響。髪質に合った処理剤で髪のベースを整えます。

 

5. アイロン

適切な温度と圧力でクセを伸ばし、ツヤを出します。

 

6. 2液塗布

髪の形状を固定。しっかりストレートが定着するようにサポートします。

 

7. 流し→トリートメント→ドライ＆仕上げ

最後に栄養補給＆保護。理想のスタイルに仕上げます。

 

所要時間：約3～4時間

髪の長さやクセの強さによって多少前後します。施術中は雑誌・タブレットなどもご用意しており、リラックスしてお過ごしいただけます。

 

使用する薬剤・トリートメントへのこだわり

 

 

当店で使用する薬剤は、厳選された酸性タイプのストレート剤を中心に構成しています。以下のような製品を使い分けています。

 

・REZO（レゾ）前処理剤
髪と頭皮の不要な残留物を取り除き、ダメージやにおいの元を除去。薬剤が必要な部分にだけ効きやすくなります。

 

・オラプレックス
ブリーチやカラー毛にも使われるほど、毛髪補修力に優れたケア剤。髪の内部から強度を取り戻します。

 

・酸性タイプのストレート剤
当店独自にブレンドし、pHやアルカリ度を徹底管理しています。クセの強さや毛髪履歴によって細かく調整しています。

 

薬剤だけではなく、「誰に・どのタイミングで・どう塗布するか」が本当の仕上がりを決めます。髪質改善ストレートは“知識と経験”がものを言う技術です。

 

髪質改善ストレートとカラーの相性について

「髪質改善ストレートをしたいけど、カラーも定期的にしている…」

「カラーとストレート、どっちを先にしたらいい？」

というお声は非常に多くいただきます。

髪質改善ストレートとヘアカラーは、どちらも髪に影響を与える施術。

そのため、相性や順番をしっかり理解しておくことが大切です。

 

髪質改善ストレートはカラーと両立できる？

結論からお伝えすると、髪質改善ストレートはカラーと併用できます。

ただし、いくつか注意点があります。

 

髪の体力（ダメージレベル）によっては同時施術不可の場合もある

特にブリーチや白髪染めを繰り返している方は、髪の内部が空洞化していることが多く、髪質改善ストレートの薬剤が反応しすぎてしまうこともあります。

 

色落ちのリスクがある

ストレートの熱処理やアルカリ処理によって、カラーが褪色しやすくなるケースがあります。特に赤系・ピンク系のカラーは抜けやすいため、順番とタイミングの調整が必要です。

 

カラーと髪質改善ストレート、どちらを先にするべき？

基本的なおすすめの順番は以下です。

・髪質改善ストレートを先にする

・1週間〜10日ほど間をあけてカラーをする

理由は、髪質改善ストレート後の髪の内部が安定するまでに少し時間がかかるからです。

 

その期間を開けることで、カラー剤の発色がきれいに入り、色持ちも良くなります。

 

こんな順番はNGかも？

・ブリーチ → すぐ髪質改善ストレート
髪の負担が大きすぎて、深刻なダメージを与えるリスクがあります。

・同日にどちらも施術する（※サロンによって可能なケースもあります）
一部のケースを除き、基本的にはリスクが高くなるため避けるのが無難です。

 

白髪染めとの相性について

白髪染めの場合も、髪のダメージ状態を確認したうえで慎重な施術が必要です。

髪質改善ストレートをしたあとに白髪染めを行うことで、色味の入り方がナチュラルになりやすく、白髪の浮きも抑えられます。

 

また、酸性ストレートは白髪染めとの相性が比較的良く、年齢による髪の変化に悩んでいる方にとっても安心して使えるメニューです。

 

髪質改善ストレートとカラーを両立するには？

・同時施術は原則NG。ストレート→カラーの順で、1週間程度空けるのが理想。

・髪の状態をしっかり診断してくれる美容師さんに相談するのがベスト。

・色落ちしにくい色選びや、ケア剤の活用も大切。

 

カラーと髪質改善ストレートをうまく組み合わせることで、

「きれいな髪色 × サラサラの質感」どちらも手に入れることができます。

あなたの髪の状態に合わせて、最適な施術プランをご提案いたします。

ご不安な方は、まずはカウンセリングだけでもお気軽にご相談ください！

 

髪質改善ストレートが失敗する理由とは？

髪質改善ストレートはとても繊細な施術です。

そのため、他店で「思った仕上がりと違った…」「逆に傷んでしまった…」という失敗談を耳にすることもあります。

【主な失敗原因】

1. 髪の履歴の聞き取りミス

カラーやブリーチ、縮毛矯正の履歴を正しく把握しないと、想定よりも強いダメージが出ることがあります。カウンセリング不足は失敗のもと。

2. アイロン温度や圧のミス

クセを伸ばすためのアイロン施術は温度・角度・引き方すべてが影響します。髪の状態に合っていない設定で行うと、焼け・チリつきの原因に。

3. 薬剤選定と放置時間のミス

「クセをしっかり伸ばしたいから強い薬剤を選ぶ」という安易な判断は危険です。ダメージレベル、クセの種類を細かく見極めることが重要です。

4. ホームケアを怠っている

髪質改善ストレートをかけた後、シャンプー・乾かし方・ヘアケアを正しく行わないと、仕上がりの美しさが短期間で損なわれてしまいます。

【当店では…】

・丁寧なカウンセリング

・髪の状態に合ったオーダーメイド薬剤配合

・複数人のプロによるチェック体制

で失敗リスクを極限まで下げています。髪の状態次第では、あえて施術を断る判断も行っています。

 

髪質改善ストレート体験談

髪質改善ストレートは、年齢問わず多くのお客様に支持されています。

 

それぞれの年代で髪の悩みやライフスタイルは異なりますが、「もっと早くやればよかった！」という声がとても多いのが印象的です。

ここでは、実際に施術を受けてくださったお客様のリアルな声をご紹介します。

 

【20代女性｜カラーと縮毛矯正の繰り返しでパサつきが悩み】

「ブリーチやカラーの履歴があって、髪の毛がバサバサだったんですが…

髪質改善ストレートをやってみたら、想像以上に柔らかくツヤが出ました！

周りから『髪きれいになった？』って言われるようになって、自己肯定感も上がりました！」

 

【30代女性｜産後のうねりと広がりにストレス】

「出産後、髪質がガラッと変わって、クセとうねりがひどくなって…。

朝のスタイリングも時間がかかってイライラしていたんですが、

このストレートをしてから“何もしなくてもキレイ”を実感できるようになりました。

小さい子どもがいても楽ちんなのがありがたいです。」

 

【40代男性｜年齢とともに出てきたクセ毛に悩んでいた】

「若い頃はストレートだったのに、40代になってから髪がうねるようになってきて。

最初は女性向けのメニューかと思っていたんですが、やってみたら大正解でした！

仕事でも清潔感が出て好印象だし、自分でもスタイリングがしやすくなって嬉しいです。」

 

【50代女性｜加齢によるうねり・ツヤ不足を解消したかった】

「年々、髪にツヤがなくなって、乾燥やクセも気になるようになっていました。

髪質改善ストレートは、ただ真っすぐにするだけじゃなくて、

“しっとり感”や“品のあるツヤ”が出るのがすごい。

年齢的に無理かもと思っていたけど、もっと早く知りたかったです！」

 

【60代女性｜白髪・エイジング毛へのアプローチとして】

「白髪が増えて、髪が細くなって、まとまりにくくなってきていたんです。

普通の縮毛矯正は強すぎて心配だったんですが、こちらは柔らかい仕上がりで、

ボリュームもつぶれすぎないのが嬉しいポイント。

毎日のブローの時間が本当に減りました！」

 

髪の悩みは年代によって違うもの。

でも「髪をきれいにしたい」「扱いやすくしたい」という想いは、どの世代にも共通しています。

髪質改善ストレートは、あなたの年代や髪の状態に合わせてアプローチできる技術。

10代～60代以上の方まで幅広くご相談いただいていますので、ぜひ一度体験してみてください！

 

よくある質問Q&A

Q1. ブリーチ毛でも髪質改善ストレートはできますか？

A. 状態によっては可能ですが、基本的には慎重な判断が必要です。髪の体力がほとんど残っていない場合は、まずトリートメントで回復させてからの施術をおすすめします。

 

Q2. 雨の日や湿気が多い日も広がらなくなりますか？

A. はい。髪の内部バランスが整うため、湿気による広がりが大幅に軽減されます。梅雨前や秋雨シーズンに施術される方が多いのも特徴です。

 

Q3. 髪が細くても施術できますか？

A. 酸性ストレートは細毛・軟毛の方にも適しています。ただし、施術内容を調整する必要があるため、事前のカウンセリングでしっかり確認させていただきます。

 

Q4. 毎回髪質改善ストレートをする必要がありますか？

A. 根元のクセが気になるタイミングでリタッチをすればOKです。2回目以降は全体ではなく部分施術に切り替えることで髪への負担をさらに減らせます。

 

Q5. ホームケアは何を使えばいいですか？

A. 弱酸性シャンプーやアミノ酸系シャンプーが最適です。アウトバストリートメントで保湿力を高めると、さらに美しさが長持ちします。

 

川端のおすすめポイント

 

髪質改善ストレートは、ただ「クセを伸ばす」だけの技術ではありません。

それ以上に、「髪そのものを美しく」「扱いやすく」「ストレスから解放する」施術です。

・毎日のお手入れがラクになる

・雨の日の広がりに悩まされない

・鏡を見るのが楽しみになる

・周囲から褒められる

そんな髪を手に入れてみませんか？

 

あなたの髪の状態に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。

髪質改善ストレートにご興味のある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。川端にお任せください◎